とまり木 ブログ

こっそり小さい声で話すよ

ゾウの優しい目

古本屋を徘徊していて見つけた絵本。

 

 

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子供の時、「かわいそうなぞう」を読んだ。

なんて悲しい、残酷な出来事なんだろうと思った。

 

 

 

 

ゾウを利用して不要になったら捨てる。

信じられないような虐待もする。

 

 

ゾウは寿命が長く、人間くらい生きる。

人間によって傷つけられ不自由な体になっても、残りの人生すら人間から逃れられない。

 

 

考えるまでもなく、動物愛護は当たり前な事。

 

人間によって傷つけられる命を守るのは当然でしょう。

 

でも行き過ぎた思想に陥るのは違和感を感じる。

どんな思想もそうだけれど、100%を目指そうとすると盲目になる。

そうなると、自分以外の人間を認めることが出来なくなり、攻撃の対象でしかなくなる。

 

動物の動画や画像ひとつでもそう。

「そんな抱き方はダメ」

「そんな物を与えてはダメ」

飼い主は説明と謝罪を強いられる。

苦情を事前に回避する為に細かい事をテロップに載せて説明している人も多い。

 

 

細かく細かく。

「さっき使ったティッシュではなく、新しいので拭いています。」

 

 

飼い主もちゃんと考えてるし、虐待しているわけでもないのに・・・。

動物そっちのけで争うとか不毛でしかないでしょ。

 

話が逸れた。

 

 

 

ゾウに限った事ではないけれど、

こういう本に出会うと世界ではこんな事が起こっているのだと知ることが出来きる。

考えたところで私には何もできないけれど・・・。

 

せめてここに置いておきます。