消える
死ぬ日を決めている人がいる。
決めてるって事は、突発的ではない。
今はいつもと変わらない日常を過ごしている。
苦しい、辛いとか切羽詰まったものでもなく、
虚無・・・らしい。
私はそれが実行されるのが怖い。
怖いというか、どうしようどうしようと思う。
それは人としては当然(?)の感情なのかな。
誰かは知らないけれども、あなたという存在がいなくなるのは悲しい。
いやだ。
そして誰かは知らないけれども知ってしまった。
少なくとも私の中では存在している人。
出来ることなら止めたい。
でもどうしようもない。
どうしようもない。
産まれてきたからには、自分の命は自分の物。
だから好きにしてもいい、とも考える。
倫理観が行ったり来たりする。
・・・・・・・・・
〆